円 天 /波 和二

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help リーダーに追加 RSS あかり人生  世間一般篇(その2)

<<   作成日時 : 2008/06/30 11:46   >>

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「兇悪犯罪」

前科も何もない、ごく平凡に見えた一般人が突然「キレてしまって」他人を殺すという犯罪が増えております。学歴偏向型の文明社会に共通して見られる傾向であります。
恐らく犯行は氷山の一角でありましょう。
かつては義理人情の美徳を誇っていた日本においても、兇悪な殺人行為が増えています。
親が子を殺したり、子が親を殺したり、そんな事は、戦前派の人間からは想像もつかないことです。
歴史家の証言によれば、「国が破れると、その国の良さを取り戻すのに70年は掛かる」といわれております。
日本も、そろそろ70年を迎えようとしているわけです。
戦争を体験しない親が子を産み、その子が孫を産み、その孫にまた子供が出来る。三代に亘って戦争を知らない家系ができ、社会のオピニオンリーダーも殆んどが戦後派の時代を迎えたのです。
「他人の事を思いやる心」即ち、義理人情という日本独特の文化が失われて久しいのです。
犬と猿とを同じ檻の中で育てれば、自然に義理人情が身についてきます。
狭い島国に沢山の日本人が住むことによって戦乱は治まり、義理人情でバランスを取ってきたわけです。
アメリカのような大陸育ちの国民には、義理人情という言葉すらありません。
その殆んどが、「ギブアンドテイク」であります。
祖国を持たぬ人種は、お金が命なのです。
今やこれらの人種の思想が世界中に蔓延しているわけです。
「汝の敵を愛せ!」と説いたキリストの教えを実践するものと、お金が命、お金が全てを実践するものとが地球上に同居して、文明社会を構成しているわけです。
祖国を持たぬもの、祖国に愛を感じないものが急増しているわけです。親ですら殺すものも出て来るのです。まして他人を殺すものが出て来ても何の不思議はないのです。
法治国のいずれかに住んで、その法律に触れなければ何をしても自由である、といった考え方が蔓延しているのです。
人間のチエはどんどん進歩していく中で、法律に触れないお金儲けの方法が絶えず先行して、いつの場合も法律は遅れて出来てくるのです。
そこに経済上の格差ができ、貧富の差が拡がるばかりの政治社会を出現させているのです。
「殺さなければ殺される」「お金がなくては生きていけない」
そこに、相手に対する思いやりという愛が極端に不足して来るわけです。
道徳の大事さを知る者がいくら愛を説いても、「今」を生きる人々は、合法的に生きていくことのやり方を選ぶのです。
合法的に収入を得ることの出来なくなったものは、生きていく為には例え非合法であろうとも、合法であると己を思い込ませて、お金を得るために行動することになります。
人並みの生活をするということは、人並みの学歴を持たねばならぬという事になります。
親は子供の将来の為に、幼児から知識を学ばせねばならなくなります。当然、学費も掛かるわけです。
子供も、勉強、勉強に追われて、友達同志の遊ぶ時間も少なく、この遊びの中で培われてきた義理人情も身につかなくなってしまうのです。
犬と猿が同じ所に居れば、最初は喧嘩するのが当たり前です。でも、段々と折れ合うことを体得していくのです。
子供同志で最初は喧嘩ばかりしていても、段々と折れ合う心、義理人情が生れてくるのです。
義理人情の能力に欠けた親は、この行為をすべて「いじめ」と解釈してしまうのです。
過保護は義理人情が身につかぬ子供を育ててしまうのです。

天皇制を否定する教師からは「愛」を学ぶことは難しいでしょう。
彼等は、日本社会が今日あるのは、「マッカーサー元帥と昭和天皇」とのエピソードのお蔭であるという事実を認知していないのではないでしょうか。
もし、自分が昭和天皇の立場に置かれたら、どんな態度を取っていたか・・・について真剣に考えたのでありましょうか。
「相手の立場に立って、ものを考えてあげる」という行為が極端に欠如しているのが、現代の文明社会であります。
「相手の立場に立って物を考える」この習慣を人類は取り戻すことが必要不可欠なのです。
それには、幼児からそのような躾が必要です。
教えるということは、出来ない人には無理なのです。
子を持つ親は、まず自分が「相手の立場に立って考える」習慣を身につける努力をすべきなのです。
誰でも人間は仕合せな人生を死神のお迎えの時間まで送りたいのです。
兇悪犯に、「相手のことを思いやる」気持ちがあれば、恐らく犯行は無かったのではないでしょうか。
「自分が正しい!相手が悪い!」
と短絡に行動する習慣を改めて、相手の立場になって考えてあげる習慣をつけることが、今を生きる生存人間には必要なことだと思うのですが、読者の皆様方は如何でしょう。

世界の投機熱が、一般社会の人々の生活を益々苦しめております。
もし、これ等の投資家が、自分達の利益の蔭で沢山の人類が苦しむことを思いやった時、それでも投資を続けるのでしょうか。
ニューヨーク商品取引所に始まる先物相場熱が過熱し、世界の庶民の生活に強い影響を及ぼし出している事はマスコミ報道等によって周知の事実です。
合法的だから、何をやっても構わない!
悪ければ政治が取り締まればいいじゃないか!
恐らく、こんな思いで先物相場を運営しているのでありましょうか。
いずれ、この方面にも政治のメスが入るでしょうが、それまでには時間が掛かります。
一事が万事、この調子です。
裁判維持をするためにもお金が必要です。お金が無くては民事裁判は維持できないのです。裁判維持のお金さえ充分あれば勝訴出来るのに、お金の問題で泣き寝入りしている企業や個人も沢山いるはずです。
「衣食足りて礼節を知る」とは不朽の名言であります。
だから、全人類を億万長者にしてあげてから、守るべき事は守らせる世の中に創り変えていく必要があるのです。
人類からお金の問題を解決してあげれば、先祖に祖国を持つ国民も持たぬ国民も例外なく愛が復活して、「思いやり溢れた人間社会」を築き上げることが出来るのです。
これが物心両面教であります。


2008年6月10日 午後4時10分
もう一人の自分と 波 和二

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